新入社員研修の様子を、本人たちにレポートしてもらいました
本日は2019年4月に入社したての新卒社員から、現在行っている新入社員研修についてレポートを書いてもらいました。※実はコレも研修の一環です。
就職活動をしている学生さん向けの記事に仕上げています。学生さんもそうでない方にも、興味深くご覧いただけますとうれしく思います。
ロジスティック研修
今回は新入社員研修のひとつである「ロジスティック研修」(通称:ロジ)についてお話をします。
新入社員研修では
会社の部署が、それぞれどんな仕事をしているのか
自分の部署と他部署の関係性
上記を知ったうえで自分にできる仕事はなにか
このことを学ぶために各部署をまわり、2日間ずつ業務を体験していきます。
…ということで、今回はバリバリに体を動かすロジの業務を体験してきました!
ロジとは、いわゆる“物流”のこと。おもに以下の業務をおこなっています。
商品の入荷
商品の出荷
返品商品の対応
業務を体験して、とくに印象に残ったのは入荷と出荷のシステムの違いです。入荷作業は、さまざまなメーカーから商品が送られてくるので、臨機応変に対応するケースが多く、処理が複雑でした。
反対に出荷作業は、1日に何百件もの商品を出荷するため正確さ・速さ勝負の流れ作業です。 入荷作業で複雑な作業をした分、出荷システムがわかりやすく、作業がスムーズにできました。初心者の私でも役に立ちました!笑
EC事業は、PCで作業をすることがほとんどです。なので、画面の向こう側でどのようなやり取りがされているのか具体的に想像しづらい部分がありました。
実際に現場を見て「1日にこれだけの商品が動いているんだ…!」と実感が湧きました。 私の中の【?】が【!】に変わった瞬間でした。
「新入社員は即戦力!」ではなく、研修期間をしっかり設けて心構え・基礎から「じっくり社員を育てる!」の考え方のもと新入社員研修はあります。
なので、「私には実践的なスキルはないから…」と不安に思う心配はありません。わからない内容はとことん学び、成果を発揮することで会社に貢献する、という意識で大丈夫です!
(今あなたが身につけている技術や知識はあなたの財産ですので大切に思ってあげてください。)
就職活動は、ストレスや不安でマイナス思考になりがちかと思います。ですが、そこを「挑戦しよう!」と前向きな気持ちに切り替え挑戦してみてください。皆様が就職活動を終えたとき、自信をもって「悔いなくやりきったな」と思えるよう願っています!
社外マナー研修
4月3日に香川県で行われた新人社員研修のお話をします。
この研修では、社会人としての心構えやマナーについて学びます。5・6社の企業が合同で参加しており、全員で約25名の新入社員が参加。
会社での研修は、上司や先輩社員の皆様に囲まれ、少し心細さがありました。そのためか、自分と同じようにまだ緊張した面持ちの新入社員の方を見ると親近感を覚え、ホッとしました。
しかし、中には高校や専門学校を卒業したばかりの方もいらっしゃり、自分より若い年齢で社会に出て働いていることに感服する場面も。
研修ではまず、学生と社会人の違いについてグループで話し合いました。
学生の本分は勉強だが、社会人の本分は仕事。
学生の人間関係は好きな人とだけでいいが、社会人は自分の好き嫌いは通らない。
さまざまな意見が出るなか、お金に関して講師の方が次のようにおっしゃった話が強く印象に残っています。
社会人として働くとは、プロとして給料を得るということ。 新入社員でも給料を得ているからには会社の代表です。 ですから『新人だからできない』という考え方はやめましょう。
これまで研修をしてきて、私のなかにも「新人だから」といった甘えがあったように感じます。他の会社の方からすれば、私が新入社員であるとは分かりませんし関係ありません。新人といえども社員だという自覚を持つべきだと痛感しました。
学生と社会人の違いを考えたところで、次に社会人としての心構えを学びました。
社会人としての心構えとは以下の3つだそうです。
素直
プラス思考
学び好き
素直であると、アドバイスを実直に受け入れ自己改善・成長につなぐことができます。
プラス思考である姿勢は、逆境を成長のチャンスと考えることができます。
学び好きであると、振り返りが身についており、毎日経験を積み重ねることができます。
これらが備わっている人は、仕事ができる人だそうです。
私も心がけようと思った矢先、先日、電話対応でミスをしていまい、さっそくネガティブ思考になりかけました。が、なんとかプラス思考に切り替えました。まだ電話がかかるたびにドキッとしますが、「次こそはうまくやる!」との気持ちで挑みます。
この、「素直」、「プラス思考」、「学び好き」の3つは学生のうちから身につけることができます。就職活動にも必ず役立つと思うので、ぜひ実践してみてください!
学生と社会人の違い、社会人の心構えを学んだあと、マナーや言葉遣い、名刺交換、電話応対、上座・下座について学びました。中でも名刺交換、電話対応、上座・下座は学生の頃あまり馴染みがなかったので、社会人として早く身につけたいです。
一通り学んだあと、「知行合一」という言葉を習いました。 読み方は「ちこうごういつ」です。「知る」と「行う」は別々ではなく、真の知識は実践を伴うものだという意味。つまり、知っているだけじゃ意味がないという言葉だそうです。
私自身、社会人になってから知っていることと、実践することには大きな差があると感じました。知っているけど、いざとなるとうまくできない経験が多いです。
前回少しお話した電話対応に関しても、習ったばかりなのに失敗してしまいました。こればかりは、繰り返し実践して経験を積むしかないと感じています。
私は学生の頃、就職講座で「就職活動は社会人活動だ」と学びました。
就職活動をする際に、身だしなみやマナー、言葉遣いについて学んだ方は多いと思います。私も就職活動で日昇に送るメールを、敬語を調べながらかなり時間をかけて打ったのを覚えています。この経験があったことで、文章における敬語は就職活動をする前よりもかなり身につきました。
就職活動は社会人の練習です。どんどん学んで、どんどん実践してみてください。失敗もあるかもしれませんが、今のうちから実践しておけば、必ず後から役に立ちます。
皆様が、就職活動を終えたとき、就職活動をする前より成長できたなと思えることを願っています。頑張ってください!
いかがでしたか?
新入社員は新しい環境で試行錯誤しながら、日に日に成長している様子がわかります。そして、就職活動の際にいろいろ考えた経験が、現在の血肉になっている感じがして頼もしいです。
これからも新卒社員の成長を暖かく見守っていきます。
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