【西日本豪雨災害】支援のお礼に、吉田町のみかんを届けていただきました
ちょっぴり嬉しいニュースをお届けします。
土曜日のお昼に、とあるお客様が日昇へお越しくださいました。しかも、もぎたてのみかんをたっぷり抱えて!
「吉田町救援隊」代表の 槇野洋子さんです。
2018年夏に発生した「西日本豪雨災害」で大きな被害を受けてしまった宇和島市吉田町。
槙野さんは現地でいちはやく支援グループを立ち上げ、リーダーとしてご活躍されている方なんです。行政から支援しづらい部分に入り、現場で拾ったニーズに丁寧に対応されています。
活動資金の調達には苦労されているとお聞きしていました。
そこで、企業有志の団体「志脈」さん、松山市議会議員の松波雄大さんに繋いでいただいて、日昇から槙野さんの団体へ金銭的な支援を行ったんです。
そのときの様子はTwitterで発信していました。
本日は吉田町救援隊からのお礼として、わざわざ収穫したみかんを届けに来てくださったんですよ。
今年の8月末、出張中だった社長の高橋のかわりに、私が会社を代表して吉田町で活動されている槙野さんを訪ねました。
災害発生から約2ヶ月経ったタイミングでも、復旧作業のまったく行き届いていない地域がありました。ご覧の通り、道路はアスファルトが見えず、家の中や川には土砂が溜まっています。
災害発生から約4ヶ月、11月になった今、
「やっと家や道路などの復旧の目処がつき、みかん摘果・収穫などのボランティアに移行できてきているんですよ。」
と言われていました。
そして、秋から冬に移行する今からはみかん収穫の最盛期!
人手はたくさん必要で、有償・無償のボランティアを幅広く募集されているようです!
吉田町救援隊は、被災した方から当面使わない自宅を託されて、ボランティア拠点「Mステーション」を立ち上げています。【追記】※現在は活動を終了しています。
この拠点は、ボランティアに来られる方が滞在できるとのこと。
炊事場、お風呂、洗濯機は自由に使え、宿泊費・光熱費はなんと無料です。学生さん、県外から来られる方、長期滞在したい方にとっては活動資金が節約できてありがたいですよね。
長期はもちろんですが、短期滞在でもOK。女性の部屋には鍵がついており安心です。
20名くらい泊まれるスペースはあるのですが、現在は4.5名程度しか利用されていないようです。
牧野さんは「ボランティアに少しでも興味がある方には、この場所を拠点として自炊、寝泊まりして、みかん王国吉田町を助けてほしい。」と話されていました。
詳細は「吉田町救援隊」のFacebookページをご覧ください。
また、有償ボランティア=アルバイトについても、需要があるとのこと。
みかんは急傾斜地に植えられています。効率よくみかんを運搬するため、みかん運搬機「モノラック」が一般的に使われています。これが被災し、壊れてしまっている畑がたくさんあるんです。
急勾配のあるみかん畑でモノラックを使わず運搬作業ができる方を募集しています。
体力に自身のある方にぜひ応募してもらいたいそうです。
時給1,500円という条件だそうですよ。
詳細は下記へお願いします。
えひめ南農業協同組合 吉田営農経済センター内 ボランティアセンター
(担当:清家・薬師寺)
電話:0895-52-2939
Eメール:y-einou@ja-eminami.or.jp
※2018年11月時点の情報です。現在は終了している可能性がございます。
みかん収穫の無償ボランティアもあわせて紹介しておきます。
よい情報を聞きました。
なんと、みかんボランティアの特典は、作業中、みかんの食べ放題!
採れたてのみかんで、思う存分のどを潤しながら、収穫作業ができます。
大事なことなのでもう一度。
みかんが食べ放題なんです!
「ボランティア」と聞くとちょっと敷居は高く感じてしまいますが、週末に行く「みかん狩り」と思えば大変楽しいイベントだと思いませんか?楽しみながら自然と誰かの役に立っているので、一石二鳥です。
友人や家族を誘っていつもと一味違った休日の過ごし方を体験してみてはいかがしょうか?
実は私も友人と「みかんボランティア」行く予定なんですよ。
次回は会社の人を誘ってみようと思います!
詳細はこちらをご覧ください。
さてここで、吉田町のみかんがどれだけ美味しいのか伝えに来た「大のみかん好き」さんをご紹介!
日昇の名誉社員である、文鳥のクイちゃんです。
甘いみかん以外は食べない美食家なんです。
初対面の槙野さんに臆することなく、しっかりみかんを見定めます。
クイ「果肉がプリプリしているわ!」
一口、パクっ!
クイ「お、美味しい!!!」
槙野さんの手の上で、夢中になって食べています。
飼い主である私にはわかります。
この食べ方は、確実に美味しい証拠!
甘ーい果実を思う存分味わえたようです。
吉田町のみかんは小ぶりで実が光っているように見えました。
さすが採れたて!
クイちゃんのお墨付きをもらったところで、社員のみなさんにおすそ分けしました。
みなさん、美味しいみかんを手にいい笑顔をもらいました。
みかんからエネルギーをもらって午後からの仕事も一層頑張れそうです!
最後に。
槙野さん、吉田町救援隊のみなさん、支援する立場だった私たちが逆にお返しを頂いてしまい、恐縮しております。
日昇のある愛媛県伊予市から宇和島市吉田町までは車で約1時間。
こんな身近で大きな自然災害に見舞われたのは、はじめてでした。
西日本豪雨災害から4ヶ月経ちましたが、特に人的な支援がまだまだ必要なことを本日のお話から知ることができました。
私たちができる範囲で、これからも末永く支援の方法を考えていきたいと思います。
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