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愛媛・下灘駅の楽しみ方 | 海絶景・おすすめカフェ・ドライブスポットまとめ

  • 執筆者の写真: NISSHO
    NISSHO
  • 4月18日
  • 読了時間: 8分

更新日:4月22日


下灘駅と海

私たち株式会社日昇が本社を構える愛媛県伊予市。その伊予市で最も有名なスポットのひとつが、下灘駅です。

かつては「日本で一番海に近い駅」として知られ、全国から多くの観光客が訪れる人気の場所。今回は、そんな下灘駅と、その周辺に広がる魅力的なスポットをご紹介します!

下灘駅とは?

下灘駅は、愛媛県伊予市双海町大久保にあるJR予讃線の無人駅。「日本一海に近い無人駅」として有名で、その美しい景観は数々の映画やドラマ、 さらに青春18きっぷのポスターにも3度も採用されています。

電車の本数は1〜2時間に1本ほど。うっかり乗り過ごすと、しばらく待つことに……。そのため、駅でありながら、車で訪れる観光客が多いのも特徴です。


私が訪れたのは、日曜日の午前中。駅には10人ほどの方々が、それぞれ思い思いに写真撮影を楽しんでいました。

駅舎から見た下灘駅

私も、いろいろな角度から下灘駅を撮影してみました。


特に有名なのが、駅舎の中から改札越しに海を撮る構図。これは青春18きっぷのポスターにも使われたアングルです。


暗い駅舎内と、外に広がる明るい空と海。そのコントラストが、まるで絵画のような一枚を生み出してくれます。

ホーローでできた「しもなだ」の看板

改札を抜けた先に広がるのは、真っ青な空と海。その中にぽつんと佇む、三本足の屋根と青いベンチ


この素朴な光景が、下灘駅ならではの、のどかな雰囲気をつくっています。

さらに注目したいのが、白い文字で「しもなだ」と書かれた駅名看板。この柔らかな文字が、写真に温かみをプラスしてくれるんです。


実はこの駅名看板、地元住民の有志によって寄贈されたもの。

インターネットでも寄付を募り、旧国鉄時代の様式を再現したホーロー製の看板が、2014年に取り付けられました。

下灘駅は無人駅ですが、駅舎内には自由にメッセージを残せる駅ノートが置かれていたり、ホームにはきれいな花が咲いていたり。こうした景観を守るために、地元の方々が日々手をかけて支えているのです。


今の美しい下灘駅の姿は、そんなあたたかい想いによって守られているんですね。



下灘駅周辺のカフェ・店舗情報

下灘珈琲[コーヒースタンド]

下灘珈琲の外観

下灘駅を訪れた際に、ぜひ立ち寄っていただきたいのが「下灘珈琲」です。


駅のすぐ目の前にあり、まんまるとした白い車を使ったおしゃれな外観が目を引きます。


ここはコーヒーをはじめ、ジュースや紅茶などのドリンクメニューが豊富なコーヒースタンド。焼き菓子のビスコッティやメレンゲなど、ちょっとしたスイーツも楽しめます。


下灘商店のみかんジュース

特に印象的だったのは果汁100%のみかんジュース!温州みかん、ぽんかん、河内晩柑と、3種類から選べるのが魅力です。

さすが、みかん王国・愛媛ですね。


下灘珈琲のメニュー

※メニューは2025年1月時点のものです

下灘駅を訪れた観光客のほとんどが、下灘珈琲でドリンクを手に取り、美しい海の風景と一緒に楽しんでいます。


下灘珈琲で買ったドリンクと駅舎

ちなみに私は、レモンスカッシュをいただきました。さっぱりとしたレモンの香りが爽やかで、これからの季節にぴったりの一杯でした。

下灘駅を訪れた際は、ぜひ「下灘珈琲」でドリンクを片手に、心地よい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?


下灘珈琲のアイスクリーム

夏季限定の珈琲屋さんのアイスクリームも絶品ですよ!





カトラッチャ珈琲焙煎所[コーヒー・スイーツ]

コーヒーはハンドドリップスタイル

下灘駅周辺で、本格的なコーヒーを味わいたい方におすすめしたいのが、「カトラッチャ珈琲焙煎所」です。


2023年4月に双海へ移転オープンした、自家焙煎のコーヒーショップ。中米ホンジュラスの生産者と直接取引し、生産者や販売者それぞれの想いを込めた、特別なコーヒーを提供してくれます。


一杯のコーヒーに、ストーリーが添えられている。そんな唯一無二のお店です。


海に面したカウンター席

店内は、古き良きログハウス風のあたたかみのあるインテリア。


カウンター席に腰かけて、海を眺めながらゆっくりと過ごすのもよし。テラス席で双海の風を感じながら、スイーツとコーヒーを片手におしゃべりを楽しむのもよし。


その日の気分に合わせて、いろいろな過ごし方ができる場所です。





潮路[海鮮丼]

潮路の海鮮丼

下灘駅周辺でぜひ立ち寄りたいのが、新鮮な海の幸をたっぷり味わえる人気店

ここでは、ボリューム満点の海鮮丼を楽しむことができます。


サザエのコリコリとした食感、タイなどのお刺身のもっちり感…。ひとくちごとに異なる食感が広がり、贅沢なひとときを味わえます。お腹も心も大満足間違いなしです!


刺身定食

さらにおすすめなのが刺身定食

「小鉢付き」と書かれているものの、実際に出てくるのは大きな鉢に盛られた魚の煮つけ!お刺身の量もたっぷりで、メニュー写真以上のボリュームに驚きます。


まるで「逆詐欺」スタイル(笑)。思わず得した気分になれる、嬉しいサプライズです。


潮路外観

お店は海の目の前にあり、窓からの眺めも抜群。青い海を眺めながら、贅沢なランチタイムを過ごせます。

ただし、休日は特に行列ができるので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめですよ。





下灘住宅[じゃこ天・しょうゆソフト・お土産]


下灘住宅

下灘駅から徒歩1分、2024年2月にオープンしたばかりの古民家をリノベーションしたお土産屋さん。


お店は二つの建物に分かれており、ひとつは、ドリンクやソフトクリーム、じゃこ天などをテイクアウトできるショップ。もうひとつは、愛媛や伊予市にちなんだお土産が並ぶスペースと、ゆったりくつろげる休憩エリアがあります。


下灘住宅の外観
下灘住宅

お土産コーナーには、愛媛や伊予市にちなんだ商品がずらり。見ているだけでもワクワクするラインナップです。また、2階には休憩スペースがあり、購入したドリンクやスイーツを味わいながら、のんびりと過ごすことができます。


もともとの古民家の趣を生かし、カセットテープやお琴といった懐かしいアイテムもインテリアとして取り入れられていて、どこかほっとする空間になっています。


下灘住宅のしょうゆソフト

中でもぜひ味わってほしいのが、人気No.1のしょうゆソフト


双海にある閏木醤油工場の三歳醤油を使用しており、ふわっと香るしょうゆの風味がバニラとは違った奥深い味わいで、ここでしか味わえない特別な一品です。


さらに、じゃこ天も串に刺して提供されているので、片手で気軽に食べられるのが嬉しいポイント!みかんジュースの飲み比べなどメニューも豊富で、オススメのお店です。


  • 場所:愛媛県伊予市双海町串甲4番地2 Googleマップ

  • 営業日時:10時~日没頃

  • 定休日:火曜

  • 駐車場:無 ※下灘住宅には専用駐車場がありません。お車でお越しの際は、下灘駅の「臨時駐車場」をご利用のうえ約100メートル歩いてご来店ください。臨時駐車場までの道は少し狭いので、ご注意ください。(輪車を停められるスペースは飲食棟の真下にあります)

  • お店のInstagram:https://www.instagram.com/shimonada_jutaku/




くじら [珍味・ソフトクリーム・たこ焼き]

2023年秋にリニューアルしたくじら店舗

下灘駅へ向かう途中でぜひ立ち寄ってほしいのが、「くじら」というかわいらしい名前の小さなお店。


目印は、愛嬌たっぷりのくじらの看板。ソフトクリームやたこ焼きを買って、海を眺めながらほっとひと息つける、ドライブやツーリングのお客様に長年愛されてきた休憩スポットです。


2023年秋にはリニューアルされ、黄色い屋根が特徴的な、より明るい雰囲気のお店に生まれ変わりました。


営業時間は「あさ9:00~日没くらい」という、ゆったりとした設定。のんびりとした空気を感じながら、下灘の海を楽しむことができます。


お土産を売っているくじらの店内

店内には、くじらのシールが貼られた干物などの商品がずらりと並び、お土産選びも楽しくなります。


くじらのたこ焼き

そしてここに来たらぜひ味わってほしいのが、たこ焼きソフトクリーム


店の前には、車を停められるスペースや、座って食べられるベンチも用意されています。海を眺めながら、たこ焼きやソフトクリーム片手に、のんびり過ごすのもおすすめです。

旅の途中に、ほっと一息つける場所ですよ。


場所:愛媛県伊予市双海町大久保648-1 Googleマップ




本谷の棚田


昔ながらの棚田の風景

くじらで小休憩した後向かったのは、「本谷の棚田」。伊予市双海町大久保に位置するこの棚田は、 山腹から海までを一望できる絶景スポットとして知られています。


私が訪れたのは、ちょうど正午ごろ。それでも十分美しい風景でしたが、実はこの棚田が一番美しくなるのは夕暮れ時なんです。夕日が棚田と海に反射し、あたり一面がオレンジ色に染まる幻想的な光景が広がります。

本谷の棚田からの景色

ふと周囲を見渡すと、一部の田んぼには稲が植えられておらず、雑草が生えている場所もちらほら。

近くを通りかかった地域の方にお話を聞くと、高齢化が進み、田んぼを維持する人が減ってしまったのだそうです。


数年前までは、今よりも多くの人が訪れ、景観を守るために邪魔な木を伐採するなど、整備も行われていたとのこと。

たしかに、かつての賑わいと比べると少し寂しさも感じますが、それでも今なお残る棚田と、青い海とのコントラストは、十分に心を打つ美しさでした。


下灘駅からも車で10分ほどとアクセスも良好。近くを訪れた際には、ぜひ立ち寄って、のどかな風景と、そこに流れる静かな時間を感じてみてはいかがでしょうか?




双海の田舎道

伊予市といえば、やはり「下灘駅」が一番有名ですが、それだけではありません。


周辺には、心を癒してくれる美しい景色や、ふらりと立ち寄りたくなる魅力的なお店がたくさんあります。

今回ご紹介したスポットも、そんな伊予市の新たな一面を感じられる場所ばかりです。


今後もそんな伊予市の新たな魅力を紹介していきますので楽しみにお待ちください!



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