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​株式会社日昇のインテリアブログ

独学でインテリアコーディネーター資格を取る!難易度や勉強法をブログにまとめました


当社はインテリアのEC事業を営んでいます。近年、当社の新入社員が「取りたい!」と思う資格は「インテリアコーディネーター」がいちばん人気。初心者には難易度が高いと思われがちですが、インテリアコーディネーターは仕事をしながら独学で取得できるんです!あなたのキャリアを磨く1つの取り組みとして、資格取得にチャレンジしてみませんか?

インテリアコーディネーターである私が、資格取得のメリット・試験内容・勉強時間の目安・独学で勉強する方法などを、一味違った視点からご紹介します。私が受験前に知りたかった情報や自身の経験をまとめています。ぜひ最後までお付き合いください!

◆インテリアコーディネーター とは、どんな仕事?

インテリアに関する幅広い商品知識を持ち、住まい手にとって快適な住空間を作るために適切なインテリア計画や商品選択のアドバイスを行う専門職。公益社団法人インテリア産業協会 が認定している民間の資格です。(ときどき国家資格と間違われている方がいるのでご注意ください!)

◆インテリアコーディネーターの魅力・資格をおすすめする理由

  • 認知度・知名度がとても高い資格だから

あなたは資格取得を意識する前から「インテリアコーディネーター」という名称を聞いたことがありましたか?おそらく、ほとんどの人が「はい。」と答えるでしょう。インテリアコーディネーターは業界問わず、20代~40代まで幅広い年齢層の方に人気の資格です。せっかく苦労して取得しても「それはなんの資格?」と言われてしまうとがっかりしますよね。同じ努力でも、認知度・知名度が高い資格を取得すると、実力以上に評価してもらえる可能性があります。

  • 資格の取得が難しいと世間的に思われているから

私自身、インテリア業界の関係者によく「資格取得大変だったでしょ?難しい資格なんですよね?」と声を掛けられることがあります。後述していますが、試験の合格率の低さが、難易度の高い資格であると認知されている理由なのでしょう。簡単に取得できるわけではないけれども、実際に受験してみると、人が思うほど難しくない資格だと感じています。

  • 実は半年程度の独学で取得できるから

個々人の状況にもよりますが、インテリアコーディネーターは約6ヶ月集中して学習すれば取得できます。しかも、勉強法さえ間違わなければ独学が可能です。スクーリングや通信教育を受ければ時間とお金がかかりますよね。これらの障壁がないだけで、受験の敷居が低くなります。

以上3点から、こんなにコストパフォーマンス抜群の資格はなかなかないよ、ということを私は主張したいです。いちばんの課題は難易度や勉強量ではなく、モチベーションの維持なんですよね。

インテリアコーディネーターに向いている人にはセンスが必要と思われているフシがありますが、私はそうは思いません。「センスは知識から」という本が売れているように、まずは知識を学ぶことでアウトプットが洗練されます。「私にはセンスがないから。」と躊躇する前に、まずは基礎知識を体系的に学んでみてください。

それでは、具体的にインテリアコーディネーター試験について見ていきましょう。

◆インテリアコーディネーター試験の合格率

第36回(2018年度)の合格率は23.8%。毎年、2,000人以上のインテリアコーディネーターが誕生しています。例年、約4人に1人しか合格できない狭き門です。一次の合格率は32.4%、二次の合格率は59.0%。一次試験突破が難しいといえます。

一次試験を合格すれば、3年間は一次免除の優遇を受けられます。もし一発合格できなくても、次の年からは二次試験の論述や製図を集中して勉強できます。ありがたい措置ですね。

◆合格率が低めな理由

合格率だけ見て「簡単には取れない資格なんだなぁ!」と思うのはちょっと気が早いです。インテリアコーディネーターの合格率が低い理由を考えてみました。

  • 年に1回しか受験のチャンスがないから

私はこの理由が大きいのではないかと思っているんです。つまり、年に1回の大勝負。体調が悪くても、たまたま運悪く苦手な問題が多くても、仕事の忙しい時期が重なっても、一次試験は10月第2週にしか受けられません。

これが日商簿記2級なら年に3回、TOEICなら年に10回チャンスがあるんです。インテリアコーディネーター試験は大学受験と同じく、受験当日がベストな状態になるよう、学習の山を調整する必要があります。逆にいうと、これがうまくいけば合格はぐっと近づくでしょう。

  • 一次試験の出題範囲が広いから

インテリアコーディネーター次試験の範囲は非常に多岐にわたり、幅広い知識と教養が求められます。「こんな内容、勉強したことがない!」と感じる問題が多く出題されています。

しかし、決して問題が「難しい」わけではないんです。自身の経験と知識を総動員して臨めば、一般常識や推理で解けるものも混じっています。100点を取る必要はありません。多様な出題にひるまずしっかり問題に向き合えば、合格ラインを超えられるはずです。

  • 問題量が多くて受験慣れしていない人には不利だから

インテリアコーディネーター試験は、一次が160分(2時間20分)で50問です。そして二次は180分(3時間)でプレゼンテーション(製図)と論述を完成させなくてはなりません。特に二次試験では「時間配分を間違えて最後まで解けなかった…」という声を多く聞きます。

人間の集中力は90分が限界という意見もあるくらいですから、インテリアコーディネーター試験のハードさが分かると思います。「完全に問題を解き切るスピード」と「時間配分の戦略」が重要です。普段の勉強から、試験時間の配分を意識したり、実際に3時間集中して学習し、効率よく問題を解く試行錯誤をしてみましょう。

  • モチベーションが低い人、業界未経験の人も受験しているから

この理由も案外多いのではないでしょうか。受験資格に経験は不要のため、誰でも受けられます。業界未経験でゼロから学んでいる人、また、会社から資格取得を打診されて仕方なく受けている人も受験者には含まれています。もちろん、きちんと勉強すればだれでも合格はできる資格です。ただ、モチベーションの高さは確実に合否に影響してきます。

私自身、取引先の家具会社の人から、とある話を聞きました。その会社は社長のトップダウンで社員にインテリアコーディネーター資格取得を指示したそうです。会社命令なので受験費用は全額出ますし、会社の研修で勉強会も企画されました。それにも関わらず、約20人が受験して、全員が一次試験に合格できなかったとのこと…。

バックアップ体制が整っていても、受験者本人のモチベーションが上がらなければ資格取得は難しいということですね。社員さんは積極的に資格を取りたい気持ちが持てなかったのかもしれません。主体的に学べるかどうかが合否を分けるのではないでしょうか。

◆合格するのに必要な「学習期間」と「勉強時間」

ここから具体的な学習計画についてお伝えしていきます。私が考える「学習期間」「勉強時間」の目安は下記の通り。※個人差ありますので、あくまでも参考程度にお考えください。

  • 学習期間の目安・・・6~8ヶ月

インテリアコーディネーター試験の一次日程は10月第二週、二次日程は12月第一週です。これらの日程から逆算すると、勉強の開始は余裕を持って4月ごろがおすすめです。ちょうど新生活時期なので、新しいことを始めるのに最適ですよね。

勉強期間があまりに長過ぎるとモチベーションの維持が大変です。逆に短すぎれば日々の生活の中で負担を感じてしまいます。ちなみに某有名通信講座でも、資格取得期間の目安を8ヶ月としているようです。

  • 勉強時間の目安・・・300~350時間(一次150~200時間・二次150時間)

業界経験者・未経験者の違いや、受験勉強の得意・不得意にもよりますので、ご自身の状況を検討して勉強時間は増減してみてください。

ちなみに一次試験までの6ヶ月で200時間を勉強しようと思ったとき、月平均学習時間は約34時間です。平日1時間勉強する日が14日で14時間。休日にガッツリ5時間勉強する日が4日で20時間。これで合計34時間になります。日中はフルタイムで仕事をしている人でも、なんとか勉強時間を確保できそうなペースですよね。

一次から二次までのインターバルは2ヶ月弱なので、10月半ばから二次試験対策で150時間を確保するのは少し大変です。しかし、一次で合格している確証があるならば、ココがいちばんモチベーションの高い時期。せっかくなので、ここは気合いを入れて駆け抜けましょう!

二次試験まで、平日2時間勉強する日が33日で66時間。休日にガッツリ6時間勉強する日が14日で84時間。これで合計150時間になります。課題である「プレゼンテーション(製図)」と「論述」は細切れで勉強するより、1回あたりの学習時間を長めに確保したほうが身につきやすいですよ。

このように、できるだけ月割り・日割りで具体的な勉強時間をペース配分し、進捗を確認するクセ付けをするとよいですよ。ペースが遅ければ焦り、ペースを上回れば自分にご褒美をあげましょう!自分なりの効率のよい方法を見つけてみてください。

※二次試験前に大事なことをもう1つお伝えします。一次が合格ラインギリギリだと、合否が気になって勉強が手に付きません。(合否通知が届くのは11月半ばです。)なので、一次試験は確実に80%以上点数を取れるようがんばってみてください。

公式には正答の発表はありませんが、資格講座をやっている専門学校や受験者の有志が模範解答を作成し公開してくれています。なので、後で自己採点できるよう、問題用紙に自身の解答を記録しておくことをおすすめします。合格の確証を得て、スッキリした気持ちで二次試験に臨みましょう!

◆試験日程

一次試験が10月の第2週、二次試験が12月の第1週です。

申込みは例年、7月中旬から8月末までなので申込み忘れにご注意ください。(ちょうど小学生の夏休み期間と近いですね。このように覚えましょう。)

◆かかる費用の目安

結論からいうと、わたしの場合は合計で約60,000円かかりました。受験料が約15,000円、テキスト、過去問題集などの書籍代(新刊・中古含む)で約12,000円、受験地が遠かったので交通費に約14,000円、コピー代や色鉛筆などの文房具を揃える費用で約5,000円、インテリアコーディネーター合格後の登録料で14,000円(5年毎に更新要)が内訳です。

学習時に使用したカフェ代は別途掛かっています。それを考慮しても、WEB講座や通信講座、スクーリングを使用するより、独学の場合はかなりの低予算です。

◆合格ライン(合格点)は?

他の資格試験と比べてインテリアコーディネーター試験が特徴的なのは、合格ラインが年によって変動する点です。合格基準点は公表されていないんです。しかし、通信講座や資格学校の受講生のデータから推測すると、一次の合格ラインは総得点の 70 ~ 75 %という説が濃厚です。試験の難易度によって相対的に合否が分かれるようです。

二次についてもクリエイティブな要素が大きいため「絶対的な解答」はありえません。予め用意された模範解答を基準とし、意図から外れた部分を減点方式で採点しているのではないでしょうか。毎年の合格率はだいたい同じなので、合格率が大きく変動しない範囲で調整しているのではないかと考えられます。

以上から、合格ラインが設定されている試験との違いを意識してください。運悪く難しい試験問題のときに当たり、否応なしに落とされる理不尽さはないでしょう。かわりに相対評価で「他の受験者が解ける問題は確実に落とさず、解けない問題により多く正答できること」が求められる訳です。

◆一次試験の出題範囲と学習方法

一次試験は択一式による専門知識を問われます。テーマはインテリアの歴史や家具の知識、建具や環境工学、インテリアに関しての法律など、全17項目。3択または4択なのですが、設問の意図や意味を理解した上で解かないとまぐれ突破はありえません。出題範囲は広いですが、決して難易度は高くないので、地道に知識を定着させる忍耐力が必要です。

下記で紹介する参考書・教材が万能であるため、過去問を中心にひたすら解きましょう。できなかった問題を仕分けして、解けない問題を潰していくことが合格への近道です。

◆二次試験の出題範囲と学習方法

二次試験は論文とプレゼンテーション(製図)です。

論文では、住まいのインテリアに関する与えられた課題について理解・判断し、的確な解答を文章で明瞭に表現できる能力を問われます。自分がインテリアコーディネーターとしてお客様に説明するイメージを持ちながら解答するとやりやすいです。

プレゼンテーション(製図)では、図面作成や着彩表現により必要な情報を伝達できる能力を問われます。インテリアの基礎知識をもとに、住まいのインテリア空間に関する与えられた課題について、与条件を理解した上でインテリアの計画を行います。

二次対策は、正直言って独学ではリスクが高いかもしれません。正解が1つではないので、自分の制作物が正しいか間違っているかの判断が付きかねるからです。私自身、もし1回の受験で受からなかったら、2回目は通信教育を利用することを検討していました。幸い一発合格できましたが、自分の勉強方法が正しかったかはよくわかりませんでした。

◆おすすめの参考書・教材(一次試験)

私が実際に使用してよかったのはハウジングエージェンシーの教材です。毎年改定されますので、最新版をそろえるのがよいでしょう。私は少しの教材費をケチって数年前のものを中古で入手しましたが、やはり最新のものがよかったと後に後悔しました。。。

  • インテリアコーディネーター1次試験合格教本(上下巻)

  • インテリアコーディネーター1次試験過去問徹底研究(上下巻)

  • インテリアコーディネーター1次試験予想問題徹底研究

  • インテリアコーディネーター 一問一答徹底研究

  • インテリアコーディネーター テーマ別用語辞典

上記の「過去問徹底研究」を、期間をあけながら2~3順しました。そして、分からない問題が出てきたら「合格教本」に戻り、読み込んで理解と定着をはかる、を繰り返しました。できなかった問題のみピックアップしておいて、さらに1〜2回やりました。

過去問をやり込みすぎたら新しい問題に挑戦したくなったので、「1次試験予想問題徹底研究」「一問一答徹底研究」を購入しました。また、ちょっとした空き時間に読めるよう「テーマ別用語辞典」をいつもカバンに入れていました。文字+イラストがあるため、わかりやすかったです。

コレ以外に、知り合いに譲ってもらった本番形式の過去問を解きました。試験前の1ヶ月で新しい予想問題などにチャレンジしてみるのもよいかもしれません。

◆おすすめの参考書・教材(二次試験)

二次対策もハウジングエージェンシーさんの教材にお世話になりました。下記の教材を繰り返し解くだけで充分な分量があります。

  • はじめてのインテリア製図 合格する図面の書き方

  • 二次試験過去問題徹底研究

  • 二次試験予想問題徹底研究

  • 一番わかりやすい合格論文入門

私は「パースって何?」「透視図法って何?」というレベルの全くの素人でした。ですから「はじめてのインテリア製図 合格する図面の書き方」でイロハとコツを学んだ後、過去問と予想問題に取り組みました。何度も練習できるよう解答用紙をコピーして、繰り返し製図を描きました。

論文については「一番わかりやすい合格論文入門」を読み、出題の傾向はどんな感じか、どういう記述が減点になるのか、などの理解に努めました。実際に問題を解いてみて、自分が文章製作する際にかかる時間配分を把握しました。

◆私の学習スケジュールと受験体験を公開

学習内容と時間を記録していましたので、参考までにお伝えします。

当社ではオリジナル照明や家具を取り扱っているため、多少の商品知識はありましたが、ほぼ知識ゼロからの学習でした。業務に結びつけて考えられる分野については、多少は知識の定着が早かったかもしれません。

  • 学習期間と総勉強時間

5月半ばから勉強を始め、総学習時間は305時間でした。一次の勉強は180時間、二次の勉強は125時間行いました。本当は350時間やりきるつもりで計画していたのですが、残念ながら間に合いませんでした。

月別に見ると、6月と9月は出張が重なったことが要因で勉強時間が少なかったです。特に6月はまだやる気が出ていませんでした。8月の勉強時間が多いのはお盆休みを利用して勉強できたからです。11月になると「ここまで来たら受かりたい!」という思いがみなぎって、ハードなスケジュールをこなしました。

  • 学習スタイル

私自身が夜型の人間なので、終業後すぐに1~3時間の勉強時間を設けることで集中して学習しました。基本は自宅で勉強するのですが、気分転換にカフェやファミレスなどに赴き、食事をした後に勉強しました。予定のない週末は、午後から図書館にこもることが多かったです。

  • 学習方法

一次試験は上で挙げた教材を使用して、分からなかった問題を仕分け。できなかった問題を理解できるまで調べる、の繰り返しに徹しました。本番のペースをつかみたいので、ときどき模擬テスト風に時間を計りながら取り組みました。毎回の得点率を記録しておくと、数字の伸びがモチベーションになるのでおすすめです。

二次試験の学習について。「論述」は文章制作が得意な方なのであまり対策しませんでした。過去問や予想問題の出題傾向を調べたこと。あとは実際に解答を作ってみて試験問題の文章制作に要する時間を把握し、ペース配分の参考にしました。

プレゼンテーション(製図)は全くの未経験でした。何から手を付けてよいか分からなかったので、ひたすら過去問、予想問題の解答例を真似して書いてみました。お手本に近づくようたっぷり時間を掛けて2回どおりは写した後、制限時間内にオリジナルで図面を引く練習をしました。

  • 一次試験の正答率

自己採点した結果、一次の正答率は86%でした!過去最高のスコアを本番で叩き出せたので、とても嬉しかったです。安心して二次の勉強に頭を切り替えられました。

ちなみに、学習を開始した5月に模擬テストをやってみた際には、正答率が60%。「合格ラインが70~75%なので、あと一息?余裕かも?」と思ってしまいましたが、そんなに甘くありませんでした。ここから上は、本当に理解ができていないと全然得点が上がりませんでした。

「7割の壁」ってあると思います。問いや選択肢に出てくる名詞にほぼ見覚えがある状態になると「7割の壁」を下回ることはありませんでした。勉強を始めたばかりはわからないことだらけだし、なかなか新しい内容が覚えられなくて不安だと思います。しかし一旦身についた知識はきちんと定着します。半年後にはきっと問題が解けるようになるので、今は目の前の1つ1つをクリアしてみてくださいね。

そして本番1週間前。1つだけ未着手にしておいた過去問を模擬テストとしてやってみました。結果は74%!ギリギリの仕上がりで焦りました。そこで、残りの1週間はひたすら苦手分野の暗記に時間を使いました。これが功を奏したのか、本番では12%も得点率がアップ!ほっと胸をなでおろしました。

  • 二次試験の出来栄え

実際、手応えはどうだったかというと、まるでなかったです、笑。合格通知が届くまで、合否はまったく見当もつきませんでした。

自己評価としては、時間配分はうまくいきました。先に論述を1時間弱で仕上げ、残りの2時間はひたすら製図制作に徹しました。配点は論文が30%、プレゼンテーション(製図)が70%なので、時間配分もそれに倣いました。

できなかった点は凡ミスのリカバリーです。慎重に描き進めたはずなのですが、残り時間15分くらいで寸法のミスに気づいて顔面蒼白に…。時間の許す限りうまく帳尻を合わせようと試みたのですが、完璧には修正できなかったです。

間違いに気づいて動揺したものの、今の自分の実力で作成できる精一杯の製図に仕上げられました。これで落ちたらもっと経験を積んで実力を上げるしかない、と思っていました。

二次の合格発表は2月中旬。無事に合格通知が届いてホッとしました。プレゼンテーション(製図)に関しては、独学で勉強するのに限界はあるなと思いました。自分の制作物のどこがよくて悪いのか、判断基準がありませんから。機会があれば、製図制作のスキルアップを図りたいので誰かに習いたいです。

◆資格取得のメリット

独立してお客様のインテリアコーディネートを専門とし、顧客から依頼を受けるフリーランスの方もいらっしゃいますが、企業の中で資格を活かす方のほうが多いように思います。そこで、インテリアコーディネーター資格の取得が、業務やプライベートでどのように役立つかに焦点を絞ってメリットをお伝えしてみます。

  • インテリアの専門知識を体系的に取得できる

私の体験談です。業界未経験の私が、あるとき会社で家具の商品企画を任されるようになりました。しかし、社内にもともとインテリアの専門知識を有している人がほぼいない!なので、自分が社内の基本になれるよう、体系的な学びが重要だと思いました。インテリアコーディネーター資格の勉強を通じて基礎知識をつけたことで、「何が分からないか、分からない」状態から「分からない部分をどう学んでいけばよいか?」と考えられるようになりました。

お客様に直接アドバイスをすることはありませんが、家具の撮影のときのコーディネートや商品企画をするときの商談で、学んだ知識が役立っています。

  • インテリアの専門家として信用を得やすい

住宅業界で働く人でインテリアコーディネーター資格を持っているケースは多いですが、インテリア業界の中では意外と少ないものです。「インテリアの知識を持っている専門家」として、お客様や取引先から信用を得やすいと感じています。名刺に「インテリアコーディネーター」と記載しておくだけで、相手からインテリアの話題を振ってもらえることが多くなりました。

  • インテリアの知識が自宅に活かせる

誰しも、自分が住む家、部屋を持っていると思います。自宅を居心地よくコーディネートできるようになりました。インテリアコーディネーターの試験範囲には、インテリアの知識のほか建築の知識も含まれます。今から家を建てる方であれば、より学んだ内容を活かせるのではないでしょうか。

  • 専門知識が仕事に還元できる業種なら、給料が上がる(かも)

インテリア業界・建築業界であれば、もともと資格手当の制度が整っている場合があります。資格が直接業務に活かせるかどうかにもよりますが、現在の給料に3,000円~10,000円プラスになる場合が多いです。私の会社には制度がなかったので、交渉して給料アップに成功しました!

「私のインテリアコーディネーターの資格取得が、会社にとってどのようにメリットあるか?」を論理的に説明してみてください。会社に制度ができれば、これから取得したいと思っている後輩のためにもなりますよね。

  • 学び続ける自信がつく

インテリアコーディネーターの資格は生半可な気持ちでは取得しづらいからこそ、価値のある資格だといえます。仕事をしながら半年間、300~350時間勉強を継続できれば、ご自身の成功体験になります。資格取得はゴールではありません。これから新しい学びを続けるためのスタートラインなんです。資格取得の自信が、あなたをより高い場所へ連れて行ってくれるはずです!

◆勉強を継続する上で大事なこと

みなさんにとって勉強とは、辛くて厳しいものですか?勉強した内容が効率的に身につくよう、うまく自分の機嫌を取ることをしなくてはなりません。学ぶこと=楽しいことにすれば、より効率よくレベルアップを目指せます。

私いろんな切り口で学びを深めています。例えば、問題に見たことのない固有名詞が出てきたら、画像検索・動画検索します。建築の部材など、画像で見て初めてイメージが湧くものが多いですから。また、建築会社やインテリアサイトのホームページを、趣味と実益を兼ねて検索します。何度も覚えられない項目はテキストを写経します。インテリアショップやモデルルームを訪れて、実際に見て触って理解を促します。他にも、自宅の家具の寸法を計ってみてテキストに書いてあることを確認をします。今まで知らなかったことを知ることは、とても楽しいですよね。そのための工夫は試行錯誤していきたいです。

感情や体験と知識が結びつけば、知識が定着します。好奇心を外部に張り巡らせながら、座学との間を行ったり来たりしましょう。

いかがでしたか。最後に私から、インテリアコーディネーター資格取得を目指すみなさんにお伝えしたいことがあります。

「資格取得」をゴールにしないでください。インテリアコーディネーターを目指す方は、インテリアに興味があったり、業務で必要な知識を学びたかったり、何かしらの動機がありますよね。

資格取得できて始めて専門家のスタートラインに立ったといえるはず。資格取得はこれから専門性を磨いていくための通過点です。日々学び続けることが、結果として自分の力となります。これからもともに学び続けましょう!

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