灯りの専門家になるために。社外研修で「LED照明の勉強会」に参加してきました

日々の業務を行う上でアウトプットはもちろん重要。でも、インプットも意識しておかないと、仕事のブレイクスルーが起こせなかったり、新しいことに対応できなかったりします。
今回、インテリア照明の仕事をしてく上でとっても勉強になるセミナーに行ってきました!2時間とは思えない充実した内容で、たくさん学んできました。
参加したのは「従来光源を越えて~LED照明の今後の行方」という、愛媛インテリアコーディネーター協会主催のセミナー。
LED照明は当社の主力アイテムです。LEDを用いた商品の概況や最新情報について学べるとても貴重な機会でした。

LEDが注目され一般の家庭に普及するようになって、はや10年弱経ちます。現在では各社の技術水準の足並みが揃い、さらに量産化によってコストダウンが進んでいます。
講師をしてくださった大光電機さんでは、2008年には23,800円で発売していたLEDダウンライトが2015年には3,300円まで値下がりしているとのこと。
「LEDは高い!」というのがちょっと前までの常識でしたが、今では随分安くなりましたよね。
技術面・コスト面での差別化が難しくなり、これからLED照明は「付加価値追求」の時代になるという夢のあるお話でした。
ちょっと前までは存在しなかった技術が誕生し、たくさんの試行錯誤を経て洗練されてきました。さらに、社会の中に普及していくことでコストがおさえられ、さらなる付加価値追求の段階へ。
まさに現代は、LED技術革新の歴史を体感しているということですね。とても興味深い時代に生きているのだなぁと認識させられます。

私が特に興味を持ったのは「人の心を満たす『感性工学』を照明計画に取り入れよう!」というお話。
感性工学とは、人間の主観的な反応を科学的手法によって価値を見出し、活用することを目的とした学問です。
たとえば、朝日や夕日、風景などの自然は、人の完成を揺さぶりますよね。これらに学んで、従来は「明るい」「暗い」だけを語られがちだった照明から脱却することを目指します。
人を感動させる灯りを生み出すにはどうすればよいか。
かっこいい
リラックスできる
部屋をよく見せる
照明には「明るさ」以外に多くの価値をのせることができます。商品開発はもちろんですが、照明の魅せ方、使い方の提案についても、もっと工夫の余地はあるのだと感じました!
ユーザーにとっては、安くて高品質、さらには新しい価値が加わった「灯り」と出逢えるワクワクする時代が到来したといえるでしょう。

私たちも最新技術を使った商品の実物を手に取らせてもらったり、動画を見せてもらったりして、新鮮な驚きを受けました!
最近よく聞くloTの技術が照明の分野でどういう可能性を持ち技術開発が進んでいるかなど、最新情報をたくさん学ぶことができました。
私たちが開発・販売するLED照明も、技術革新の波に乗りながら、お客様のメリットとなる「付加価値」は何かを考えていく必要があると思いました。
これからの当社の商品にご期待ください。
Commentaires