2018年2月2日
最終更新: 2020年9月29日
今回は、新商品のネーミングをどうやって決めているか、についてお話しします。
当社ではオリジナルで商品開発をすることが多いので、私たちが新商品の名付け親になります。名前を付ける作業は商品により思い入れが湧くので、私は結構好きなんです。
センスある名前を提案できれば自分が担当している商品でなくても次回からも頼りにされます。ちょっと誇らしい気分になれますよ!
ネーミングはありきたりでもダメで、マイナスな意味を含んでもダメ。素敵な意味を込めても語感がよくなかったり、商品のイメージとあってなかったりすればやっぱりダメ。様々な制約の中で「この商品といえば!」という1つのワードを考える作業です。
私がネーミングの考えるときはその商品からイメージする単語をできるだけ多く挙げていきます。それから、いろんな外国語に変換したり、言葉遊びを考えたり、関連する言葉をネットサーフィンしたり。いろいろしているうちに必要な単語が絞れてきます。インスピレーションが湧いてきて「ポン!」とひらめくことも。すぐに決まるときもあれば「ネーミング辞典」を片手に何日も悩みまくるときもあるんですよ。
今回はそんなこんなで私が産み出した、
お気に入りの商品名と由来をご紹介します。
フランス語で「繭(まゆ)」を意味するソファです。
アーム部分まで布地を用いており、寝転んでも優しく包まれる様子から名付けました。
「ココン」という音の響きはころんと可愛いソファの雰囲気を表せているのではないかな、と思っています!
高級感ある天然木のバーにLEDチップを埋め込んだ、スタイリッシュな照明です。
【LED+wood = LEwooD = レウッド】まさに「木」と「LED」を融合させた
ネーミングが産まれました。数日かけていくつも候補を出した中の1つでした。
照明の担当者が気に入ってくれて、見事採用されました。悩みに悩んで生み出した名前なので思い入れが深く、レウッドの売れ行きは今でも特に気になるくらいです!
残念ながら少し前に廃番になってしまいましたが、寛ぎMAXの一人掛けリクライニングソファです。
これは意外と単純で。
寝椅子…ねいす…ねーす…ネース…Neesとなりました(笑)タダのダジャレです!
取引先の担当者はこの言葉遊び面白がってくれたのに、社内ではなぜか、すこぶる評判が悪く。。。逆に社外の人は、私に気を遣ってくれたのかな、と、いぶかしんでおります(笑)