第21期「株式会社日昇 方針発表会」を開催し、これから１年の目標を話しました
毎年8月の最終土曜日。当社では社員が一堂に会し、各部署の1年間の方針を発表する行事を行っています。1年間の業務を締めくくり、改善点などこれから目指す方針を全員で共有する重要なイベント。ここで改めて社員全員が会社の方針を理解し、次の1年間どのように進んでいくのか目標を新たにします。
しかし、今年は新型コロナウイルス感染防止のため「密」な会場に集まることはできません。そこで例年とは異なり、オンラインで方針発表会を開催することとなりました！今回は当日の様子をご紹介します。
□準備編
オンラインでの開催は、当社としても初めてのこと。毎年、外部の会場を借りて開催していましたが今年は本社事務所で行うことになりました。
オンライン配信に使ったツールは、「YouTube Live」。会議室をスタジオに見立ててセッティングし、生配信。社員はそれぞれ自席から映像を視聴します。
ほぼ全員が初めての経験なので4名の運営メンバーがそれぞれ司会、画面操作、誘導・案内を行い、スムーズに進行できるようサポートしました。実は配信方法が「YouTube Live」に決定したのは、方針発表会の5日前のこと。「Zoom」や「Google Meet」などのツールと比較しながら最適なものを選択しました。
当日の開始時間ギリギリまでリハーサルを行い、流れや操作方法を確認。何とか準備は間に合いました！
（発表スタジオの様子。ここから配信を行いました。）
（自席から方針発表会を視聴する社員）
□方針発表会の様子をレポート
（社長の方針発表の様子：視聴者視点）
方針発表会は、社長の会社全体の方針発表で始まります。
来期の会社の方針は、「短時間で稼ぐ：数字に強い企業になる」こと。一人一人が会社の目指す数字を理解して、自分の担当する範囲の数字を達成していくことを目標とします。目指す結果に対して価値の高い行動が何なのか見極めて動くことで、効率的に成果を出すことが必要になるわけですね。
こうして、一年に一度社長から示された方針を確認することで、全社員が同じ方向を向き努力していきます。
（部署発表の様子。グループメンバー全員が登壇し発表しました）
その後は、各部署の発表。
12の部署がそれぞれ1年間の活動の振り返りと、来期からの目標を話します。定めた目標に対し結果はどうだったのか、成功点も失敗点もしっかりと共有。自分たちの成果を見つめなおし、改善を重ねて効率化を目指していきます。
また、部署のメンバーはぞれぞれ個人の目標も発表していきます。すこし緊張しながらも、真剣に個人としてどうやって会社・部署に貢献していくのか述べます。全社員の前で発表するので、気が引き締まる思いですね。
さらに各部署の発表の合間には優秀社員の表彰も行われました。日頃の仕事に対する努力が評価され、今年は2名の社員が選出されました。それぞれスピーチを行い、今後の抱負を述べました。
受賞したミヨシさん（写真右側）が、仕事をする上で心掛けていたことは「様々なジャンルを勉強すること」、「会社を守るために自分に何ができるのかを考えること」。自己成長を目指しながら、会社の課題を主体的に捉え、改善を周りに働きかける姿勢は見習うべきものですね。
（優秀社員表彰の様子）
（会長挨拶の様子）
最後は会長の締めの挨拶で21期方針発表会は閉幕。今年はオンラインでの開催とイレギュラーな対応でしたが、無事トラブルもなく終えることができました。
私が感じたオンラインの意外なメリットは、大勢の人の前で話すよりもリラックスできること。人前で話すことが苦手な社員でも、人の視線がない分落ち着いて発表できていたように思います。
社長からも発表会終了後、「すごく聞きやすかった！」との声をいただきました。聞き手側も大きな会議室でプロジェクターやスピーカーを通して見るよりも、「見やすく・聞き取りやすい」のでより理解度が増しているのではないかと思います。
ただ、デメリットも感じました。それは「特別感」が薄くなること。冒頭で紹介した通り、方針発表会は1年に1度の大きな社内イベント。毎年、フォーマルな雰囲気のある会場を用意することで程よい緊張感の中実施されていました。
一方で今年は本社事務所での開催だったため、普段と環境があまり変わりません。もちろん緊張感が全くないわけではありませんが、スタジオをもう少し本格的に作りこむなど特別感を演出する準備が必要だったなと感じました。
今後の社内イベントのオンライン化に向けて、また一つ経験を積むことができました。
またここから一年間、社員一同さらに成長していけるよう努力してまいります！
